女子200メートル個人メドレーでは、東京オリンピック金メダリストの大橋悠依選手と、17歳の成田実生選手、そして21歳の松本信歩選手の三つどもえの激しい争いが予想されます。
このほか女子50メートル自由形では、池江璃花子選手が2種目目の内定を目指します。
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==速報中==
★男子 100m バタフライ【決勝】
《8日目 最終日/スタートリスト》
★は代表内定がかかるレース
★18:33~男子 100m バタフライ【決勝】
◇世界記録 49.45
◇日本記録 50.81 ▽1.阪本祐也(富士防/大紀SC) ▽2.川本武史(TOYOTA) ▽3.寺門弦輝(セントラルスポーツ/日本大) ▽4.松元克央(ミツウロコ/三菱養和SS) ▽5.水沼尚輝(新潟医福大職) ▽6.本多 灯(イトマン東京/日本大) ▽7.田中優弥(スウィンSS/イナホスポーツ) ▽8.安江貴哉(新東工業東京) ★18:41~女子 200m 個人メドレー【決勝】 ◇世界記録 2:06.12 ◇日本記録 2:07.91 ▽1.佐藤梨央(東京SC/青山学院大) ▽2.松本信歩(東京ドームS/早稲田大) ▽3.成田実生(金町SC) ▽4.大橋悠依(イトマン東進) ▽5.石川真菜(イトマン港北) ▽6.長岡海涼(山形DC/東北高) ▽7.貝瀬結香(東京SC/戸山高) ▽8.佐々木珠南(ウイング八戸) 【準決勝 結果】派遣標準記録 2:10.70 ▽1.大橋悠依 2:12.30 ▽2.石川真菜 2:13.61 ▽3.成田実生 2:13.75 ▽4.長岡海涼 2:13.93 ▽5.松本信歩 2:14.55 ▽6.貝瀬結香 2:14.99 ▽7.佐藤梨央 2:15.42 ▽8.佐々木珠南 2:15.61 ★18:53 女子 800m 自由形【決勝】 ◇世界記録 8:04.79 ◇日本記録 8:23.68 ▽1.奥園心咲(枚方SS/立命館宇治高) ▽2.梶本一花(枚方SS/同志社大) ▽3.森山幸美(山本光学) ▽4.小堀倭加(あいおいニッセイ/相模原市水協) ▽5.蝦名愛梨(日本体育大) ▽6.難波実夢(JSS/近畿大) ▽7.青木虹光(県央SS) ▽8.高遥香(とこはSS/城南静岡高) ★19:12~女子 50m 自由形【決勝】 ◇世界記録 23.61 ◇日本記録 24.21 ▽1.廣下菜月(中京大) ▽2.溝口歩優(セントラル藤沢/日大藤沢高) ▽3.相馬あい(ミキハウス) ▽4.池江璃花子(横浜ゴム/ルネサンス) ▽5.池本凪沙(イトマン東京/中央大) ▽6.山本茉由佳(ルネサンス) ▽7.神野ゆめ(中京大) ▽8.高橋美紀(林テレンプ) ★19:21~男子 1500m 自由形【決勝】 ◇世界記録 14:31.02 ◇日本記録 14:54.80 ▽1.井本一輝(イトマン東京/中央大) ▽2.尾崎健太(セントラルスポーツ) ▽3.田渕海斗(NECGSC溝の口/明治大) ▽4.竹田渉瑚(オーエンス) ▽5.平井彬嗣(郵船ロジ) ▽6.今福和志(枚方SS/四條畷学園高) ▽7.橋本和賢(神奈川大) ▽8.白戸亮太(サギヌマSCM/法政大) 《8日目 最終日の見どころ》 東京アクアティクスセンターで行われている、パリオリンピックの競泳の代表選考を行う大会は24日、最終日を迎え、あわせて5つの種目で決勝が行われます。 ▽東京オリンピックのこの種目の金メダリスト、大橋悠依選手が2大会連続のオリンピック出場をねらいます。 この種目が本命種目で400メートル個人メドレーでは4位に終わったものの、当初から200メートルに絞って強化を進めてきていて、気持ちを切り替えて2大会連続のオリンピックの切符をねらいます。 大橋選手は400メートル個人メドレーの決勝後「200メートルの仕様に切り替えて、死ぬ気で代表に入る。泳ぎ自体は悪くない。パリオリンピックの代表に入れなければ自分の水泳は終わりだと思うので、何としてでも代表入りを決められるように頑張りたい」と決意を語っています。 ▽400メートル個人メドレーですでに代表に内定している17歳の成田実生選手。最も勢いがあります。 200メートル個人メドレーでも、去年の日本選手権で大橋選手や松本選手を破っていて「2種目で自己ベストのタイムで優勝して、しっかりオリンピックの代表になることが目標。いい笑顔で2種目の代表内定を決めたい」と意欲を見せています。 ▽21歳の大学生、松本信歩選手も力をつけています。大橋選手と、2月の国内大会で同着で優勝し、ここまで代表内定はないものの、100メートルバタフライでは2位の池江璃花子選手とわずか0秒01差の3位に入り 、100メートル自由形でも4位となるなど好調をうかがわせています。 松本選手は「バタフライではオリンピック代表内定に届かなかったが自己ベストが出ているし、メインの200メートル個人メドレーに向けた準備はできている。いい流れが作れている」と手応えも口にしています。 「高校生」対「大学生」対「社会人」という三つどもえのこの勝負で、切符をつかめるのは最大2人。それぞれの思いを胸に最終日の戦いに臨みます。 100メートルバタフライで代表に内定している池江璃花子選手が2種目目の内定を目指します。 おととしの世界選手権の銀メダリスト水沼尚輝選手や、2種目目の内定を目指す松元克央選手などが出場します。 【豆知識】パリ五輪 代表選考方法は?“一発勝負”です 競泳のパリオリンピック代表はいわばで決まります。 今回の代表選考会の決勝で日本水泳連盟が設けた派遣標準記録を突破したうえで、2位以内に入った選手が内定します。 この派遣標準記録は、オリンピックに出場した日本選手全員が決勝に進出し、複数のメダルを獲得することを目指して日本水泳連盟が設けた独自の基準で、今回は2017年以降のオリンピックと世界選手権の10位相当のタイムが設定されています。すべての種目で、世界水連が定めるオリンピックの参加基準よりも速いか同じタイムであるうえ、800メートル自由形は日本記録よりも速いタイムとなっています。また、4人で泳ぐリレーの種目についても、リレー用の派遣標準記録が設定されています。